ゴスペルの暗号―秘密組織「地下鉄道」と逃亡奴隷の謎


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ゴスペルの暗号―秘密組織「地下鉄道」と逃亡奴隷の謎

ISBN: 9784396620578

出版社: 祥伝社

出版年: 2010/06/30

页数: 243

定价: 1,680

装帧: B6判

内容简介


南北戦争(1861~65)前夜の19世紀アメリカ、そこには「地下鉄道」という名の、黒人奴隷の逃亡を支援する秘密組織があった。

奴隷制下の南部諸州から、北部自由州あるいはカナダへと脱出を試みた奴隷たち。

それを成功させるべく奴隷廃止論者や市民、すでに逃亡に成功した元奴隷たちが協力し、密かに作り上げた地下組織であった。

一方、奴隷たちは、その過酷な生活と信仰の中から数々の歌を生み出した。

現在のゴスペルの源流―黒人霊歌である。

一見、聖書世界を歌っているように見えるその歌詞だが、実はその裏には「地下鉄道」に関わる「暗号」が隠されていた。

本書は、奴隷解放後100年余を経てようやくわかってきたこれらの事実に、日本人音楽家である著者が光を当てた、画期的探求の書である。

序章 アメリカ黒人音楽と私

第1章 アメリカにおける黒人奴隷

第2章 「地下鉄道」という秘密組織

第3章 「車掌」と「乗客」の話

第4章 「地下鉄道」の終着駅

第5章 黒人霊歌と暗号

作者简介


1939年、大阪生まれ。声楽家?武庫川女子大学名誉教授(声楽?音楽療法)。京都大学大学院在学中にロジェ?ワグナー合唱団と契約、渡米して演奏。滞米中、シカゴ?リリックオペラと契約し、米国各地で演奏。その後、ヨーロッパ各地でソリスト、指揮者、演出家として活躍しながら、ドイツ、スペイン、ロシア等の音楽大学で声楽を教える。現在も国内外で演奏と音楽指導を展開。クラシックから黒人霊歌、ゴスペルまで演奏曲目は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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